資金計画と間取り

ここまでの順番通りに進めていくと、資金計画については、随分まとまりを見せてくるのではないかと思います。
 
ここで資金計画についてのポイントがあるとすれば、専門家への相談によるプランニングで、精度を上げる。ということでしょう。
 
専門家に相談するメリットは、見落としや誤りを事前にチェックできることです。
 
例えば、実際に借入を行う金融機関を決める際に、パンフレットに書ききれていない、あるいは、小さく書いてあるなどで分かりづらい、住宅ローンの正しい金利(金額)や、保証金について、正確に把握することができます。
 
金融機関でローン商品の説明を受ける場合も、メリットよりもデメリットについて詳しく聞いた方がいいかもしれません。
ただ、組織内の担当者は、必ずしもデメリットについて語りたがらないかもしれません。
 
いずれにしても、専門分野です。できることなら、外部の専門家に話を聞いた方が、客観的で偏りのない情報が得られるはずです。
 
 

間取りに関してのおすすめは「家づくりノート」

notebook「家族がこうなったらいいな」
「奥さんとこうしていきたい」
「子供がこうできたら喜ぶだろうな」
 
あなたが、住まいに求めること。
1人1人が暮らしの中で、住まいに求めることをノートに書き出していくとよいでしょう。
 
朝から夜まで、春から冬まで・・・将来にわたってイメージを膨らませていくと良いでしょう。
 
雑誌などの資料や、展示場の見学まわりも、もちろんお奨めです。
形があるものは、イメージを膨らませるのに役立ちます。
 
「どんな形の家をつくりたいか」も大切ですが、最後は「どんな暮らしをして、どんな気持ちになりたいか」を大切にしてくださいね。
 
その気持ちを大切にした上で「こうしたら実現できるよ」と、アドバイスしてくれるパートナーを探してみてください。
 

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